医師会について

会長のあいさつ

灘区医師会会長
片山 啓

 灘区医師会のホームページをお訪ねくださってありがとうございます。
 今年、灘区医師会は創立70周年を迎え、記念事業の一つとしてホームページの全面改訂を行いました。皆様のお役に立つ情報をよりスムースに手に入れていただくために、これまでのホームページに大幅な見直しを行い、これからも皆様のご意見を取り入れながらより利用したいものとするよう努めてまいります。

 さて、世間には「開業医の利益団体」というイメージだけが先行している医師会ですが、実は様々な側面を持ち、様々な活動を行っております。その一部をご紹介してご理解をいただき、皆様の日々の健康を守るために利用していただければと存じます。

 まず「会員の親睦団体」であること。医療の分野にとらわれない「文化講演会」や親睦会・趣味やスポーツを通じて会員相互の親睦と理解を深めます。お互い「顔の見える関係」を築くことにより、相手の得意分野もよくわかり、患者さんの紹介もスムースになります。

 次に、医師会は「学術団体」です。国、県、市のレベルでは独自の学術雑誌を持ち研究発表の場を提供しています。灘区医師会では、定期的に講演会を開き、新しい病気の概念や治療の方法について会員の知識を更新しています。よりよい医療を区民に提供するために努力しています。

 高齢者の介護判定会議、医療介護サポートセンターの運営、働き盛りの特定健診、乳幼児健診など、行政機関に協力して区民の健康を守るための活動も行っています。行政からの各種通達も医師会を通じて速やかに各医療機関に伝えられています。行政の施策についても必要なアドバイスと協力を行っています。

 内科系の先生方は、灘区民ホールに設置された「東部急病診療所」、小児科の先生方はHAT神戸にある「神戸小児急病救急センター」に出務して、夜間や休日の診療を行っています。耳鼻科や眼科の先生方も神戸市医師会館の休日急病センターに出務して休日の診療を行っています。いずれも夜間や休日の1次救急医療を担い、2次や3次の病院の負担を減らして、よりよい治療が行えるように協力しています。

 灘区医師会として定期的に行っている「区民健康講座」は、昨年から会場を灘区役所に移した結果、毎回100名前後の方にいらしていただけるようになり、来場者の年齢層も広がってきました。また年に一度の区民健康特別講座では、外部から専門家をお招きしての講演に加え、昨年度から医師会、歯科医師会、薬剤師会、医療介護の多職種のメンバーや行政の有志による演劇も行い、300名を超える皆様にいらしていただけるようになりました。これからもいろいろなテーマを取り上げて区民の皆様に健康に関する情報を提供していきたいと考えております。

 医師会の活動について紹介させていただきましたが、会員の医師たちは「地域医療に貢献したい」という志をもって入会し、活動を続けています。70年前、戦後の混乱の中で灘区医師会を立ち上げた先生方も熱い志を持って活動を始められたことでしょう。その思いは脈々と伝えられて現在に至っています。今後80年、90年、100年と歴史を重ね、思いを伝えていけるよう、皆様のご理解とご協力の下、灘区医師会の会員一同、力を合わせて地域医療の充実と発展のために、区民の健康の質を向上させるために、努力してまいりたいと存じます。よろしくお願いいたします。